2007年11月07日

「11月の花」

−山茶花−

温かさなど知らなくていい
と言いながら
その嘘を一番知っているのは私

せめて温みの予感を抱いて
墜ちてしまいたいのに

想いは
そんな心の裏を笑いながら
散ってゆくのだ

ひとひら ひとひら
未練の如くじんわりと


 −菊−

愛されたいと思う
この気持ちは罪でしょうか
それともこれは罰なのでしょうか

姿形も色も香も
貴方の好むようにあろうと

それが私の幸せなのだと
貴方に愛されたいと
その事だけを願い続けて

こんなに花を咲かせているのに
とても、とても寒いのです


 −ゼラニウム−

視線を受ければ赤くなり
その手の無ければこの赤は暗く
笑顔があれば白く輝きます

あなたの仕草のそれだけで
私の想いはこれほども色を変え

この身に与えられる言葉が
どんなに不実なものであっても
それはきっと貴方ほどではなく

つまるところ人の想いなど
ひとときも定まる事はないのでしょう


 ********************

本家HPに掲載している詩カテゴリーのひとつ『花』の中のシリーズに「月の花恋」というのがある。季節の花に恋心を重ねて読んだものだ。5月から10月まで書いた後、数年ほったらかしにされている可哀相なシリーズだ(^_^;

で、これまた数年前に書いた続きが見つかったので(^_^;;;

某フォーラムに投稿しようか思案中。このブログ開設しちゃったら、以前にも増して投稿意欲が減退してしまったような…?(^_^;
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posted by きぃちょん at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩作メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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