2008年11月21日

田実都「猫が踊れば月踊る」に寄せて

躯をぶるっと震わせると
長いしっぽをぴんと上げ
四肢を伸ばして準備体操

これから始まる猫の時間
満月が中天に差し掛かり
降り注ぐ光が髭に触れる

さあ踊ろう
 この夜を
  しなやかに
生きとし生ける猫たちよ

しめやかに
 ひそやかに
  抑えてきた
悦びを解き放つ時が来た

筋肉に波打つ毛皮の光沢
明暗をも見通す目に反射
地に浮かばせる影さえも

漏らす事無く月光を掬い
静かに渡るばかりの月を
たやすく妖しく踊らせる

 ********************

今日たまたま通りかかった画廊喫茶「Cafe salon フルカワ」で、「CAT 30年目の個展 田実都展」という猫の絵を集めた個展が開かれていました。
(詳しくは本家HPの日記及び雑記ブログでどうぞ)

その絵の中に『猫が踊れば月踊る』というタイトルの絵があって、このタイトルがすごく素敵だなぁと、久々に詩心を動かされました。

絵の猫たちも私の猫魂をモロくすぐってくれました。

ああ、良い個展を観られて嬉しい(*^_^*)

 ********************

後からハタと思ったのだけど、「生きとし生ける」って、これだけで生物すべてって意味になるのかな? だとしたら後に「猫たちよ」って続くのはおかしいのかな(^_^; とは思いつつ、勢いで「ま、いっか〜」と(^_^;;;

posted by きぃちょん at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩作メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/110008603

この記事へのトラックバック